いわゆるMBaaSってやつです。mobile backend as a service。ざっくり言うと、携帯向けシステムのサーバ側実装を肩代わりしてくれるサービス。
んで、このBASICプランが無料なんスよ。
APIリクエスト200万回、プッシュ通知200万回、ストレージも5GBまで使える、とけっこう気前いい感じ。
あとAndroidやiOSのSDKだけじゃなく、javascript向けのライブラリもあるのです。
なので、ちょっと触ってみようかなーってエントリ。
javascriptでデータストア
まず、@Niftyのアカウントを作る。
そしてjavascriptのクイックスタートでお試しです。
NIFTY Cloud mobile backendにログインして、アプリを作って、
アプリケーションキーとクライアントキーをサンプルソースにコピーアンドペーストするだけで、データストアが簡単に使えちゃう。
データをストアするには、
NCMB.initialize("APP_KEY", "CLIENT_KEY");
var TestClass = NCMB.Object.extend("TestClass");
var testClass = new TestClass();
testClass.set("message", "Hello, NCMB!");
testClass.save();
クラス名を指定して、値を設定し、saveを呼ぶ。これだけ。
ちなみに、アプリケーションキーとクライアントキーが漏洩すると、誰でもAPIが使えちゃうのでセキュリティ的にアウトな気がします。
ので、javascriptのライブラリを使う場合でもそれらの情報には他者がアクセスできないようにしましょう。(実際のリクエストにはクライアントキーは載りません。代わりに一定の方法で生成したシグネチャが載ります)
その他
- ファイルストアは5,242,880 Byte(5MiB)が上限
- データストアの上限は、エラー一覧のE413002を見る限りでは1ドキュメント16MBだと思われる。(ドキュメントには自動生成される_idとか時刻情報も含まれるだろうから、設定できる値は厳密にはもう少し少ないはず)
- アプリ作成数には上限ないっぽい(試しにアプリを50個くらい作ってみたけど、大丈夫だった)
- SDKリファレンスの日本語が怪しい。外国人が作ったのか、英語を機械翻訳した感じ。
次はプッシュ通知使ってみようかなー。